きっかけ の一冊
チャイナペイントを初めて間もない頃の事…
某宝石ブランドの職人をしている友人から都内の図書館で借りてきたという本を受け取った。
あの頃はただ楽しいお遊びで、刺繍の作品と対になるような絵を描きたかっただけでした。
いつ辞めても良い趣味。
そんなに一生懸命やってるわけではなかった私に、友人は色々アドバイスをしてくれていました
描き方が載ってるから参考になるかと思って。
田舎の図書館には無いかもしれないけど、買う必要はないから参考にして。
と貸してくれた本。
とりあえず見てみるか?とプロローグを読んで ハッとしました。
以下概略
"器のデザインは 絵画と違い 悲しみ、苦しみ、憎しみ といった感情の表現は避けます。
逆に 美しさ、優しさ、温かさ、楽しさ、豊かさの表現が求められます。
〜素晴らしい器に出会うことで気持ちが豊かに心静かになるのも、そのポジティブなエネルギーの表現が心に感じられるからではないでしょうか?"
そう。自分が作った物が誰かを幸せな気持ちにしてくれる。
幸せまでとはいわずとも、なんだかホッとするといった安心感を与えてくれる。
楽しい瞬間や喜ばしい瞬間を華やかに彩ってくれる。
そうだ!そういうモノを私は作りたかったんだ
あの時、気づかせてくれた一冊を つい最近購入した。
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